こんにちは。くぼた園店長　窪田寛之です。11月の頒布茶会をお届けします。

今月の頒布茶は「ぐり茶」です。

一般的なお煎茶は茶葉を揉んで細くしますが、【自然な形のままあえて揉まない】のがぐり茶です。

細く揉まないことにより捻転した丸みのある茶葉に仕上がります。

揉まないことによって葉の繊維をあまり傷つけることなく加工することができ、その結果、渋味の少ないまろやかなお茶に仕上がります。

正式名称は「玉緑茶（ぎょくりょくちゃ 又は たまりょくちゃ）」と言いますが、「葉の形状がぐりっとしているからぐり茶」と静岡県伊豆地方で呼ばれ、それが全国に定着しました。

苦み渋味が少なくおいしいぐり茶ですが、知名度はそれほど高くありません。

それもそのはず、ぐり茶は国内で作られるお茶のわずか2.2パーセント（1,690t／77,100t：平成28年度統計値）しかないからです。

通常の煎茶と製造方法が異なるため、生産のhow toを知っていなければ製造することができません。

くぼた園は毎年早いタイミングで、良質なぐり茶を製造できる農家へと連絡をとり、生産を依頼しています。

幻のお茶！・・・とまではいきませんが、ちょっと珍しいお茶なんだ。と認識していただいて

よろしいかと思います。

さて、今月はちょっと切実な……茶の価格についてのお話です。

近年、どの商品も軒並み価格が上昇していますね。荒茶（お茶の原料）価格も上昇傾向でしたが、2025年はいままでにないくらい原材料が高騰しています。

10月に仕入れた秋冬番茶の荒茶価格は昨年の5倍～7倍に上昇しました。例えば1パック200円だった卵が急に1000円になったらと考えたら恐ろしいですよね。その驚きがお茶業界に訪れました。

抹茶製造増による煎茶の生産減少、ドリンクメーカーの買い占め、天候不順による減収、など様々な原因が挙げられますが、それにしてもこの価格は厳しい。

この取引価格の高騰は業界外でも話題になり、先日はNHKの全国ニュースでも取り上げられました。

検索サイトで「番茶　5倍」と調べるといっぱい記事も出てきますので、気になった方はご検索ください。

最後に嬉しかった話題を１つ。全国茶審査技術競技大会の段位認定賞が届きました。

想像以上に立派な認定証でした。茶師六段がお茶づくりをしているくぼた園を今後もどうぞよろしく

お願いします(笑)

12月の頒布茶会でまたお会いしましょう。

店長　窪田寛之

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☆くぼた園の頒布茶会について

「ワインやケーキの頒布会はあるのに、お茶はないの？」
そんな声にお応えして、くぼた園は頒布茶会を始めました。

日本茶伝道師の店長 窪田寛之が選んだ茶葉を製茶加工。
「今月のお茶はどんな味だろう？楽しみだな！」
月に一度の楽しみをお届けします。

「いろんなお茶を試してみたい」
「お茶が大好き」
「違うお茶を飲みたいけど、どれを買えばいいのかわからない」
「プロのオススメを飲んでみたい」
「いつも同じお茶しか飲んでいない」
「オトクにお茶を楽しみたい」
そんなあなたにオススメします。

頒布茶会おすすめポイント
☆くぼた園の厳選した良質なお茶！お茶のプロが「そのとき飲んで戴きたいお茶」を発送します。
☆お申し込みは随時受付！一年中、いつでもお申込み可能です（初回はすぐに発送。二回目からは月初めの発送です）
☆合計金額15600円相当の茶葉を、送料無料、お得な価格でご提供！
☆毎月、店長よりお手紙を同封します。お茶の飲み方、楽しみ方、お茶の知識などが書かれています。

ご意見、ご質問はお気軽にお問い合わせください。

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富士銘茶くぼた園 – くぼた園 頒布茶会｜Yahoo!ショッピング

プレゼント用は初回発送分のみギフト包装+お届け日の指定が可能となります。お届けするお茶の内容に変わりはございません。